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[1/5/1/1/4/1/2] カメラをブラックホールと反対方向に向けた場合(その2)


ブラックホールの近傍では時間の進み方が遅くなります。よって、カメラをブラックホールの事象の地平線のごく近くに置き、ブラックホールから離れたところの時間の進む方(時計の進み方)を観察したならば、時計の針が高速に回転して見えるはずです。
 ここでは、ブラックホールの重力半径を r=1 として、r=1.01024にカメラを配置し(上の映像で数値計算が破綻する直前の位置)、上空(ブラックホールと反対側)を見たときの映像を示します。そして5個の時計をr=2, 3, 4, 5, 6 に置きました。見易さのため、時計の針は黒(絶対0度)に設定しました。また、時計の針が大きく見えるように、カメラの視野角を15度(かなり望遠)にしました。
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