研究の特色


 現在、インターネットの普及 やコンピュータの高速化、記憶装置の容量増大化などに伴い、会話などの音声データや静止画像のみならず動画像や高精細画像の伝送など、大量のデータを高速 に送ることが求められています。しかし、高速なネットワークになるほど、一旦輻輳(混雑)が発生すると大量の情報が失われる可能性があるため、それを防ぐ ためのトラヒック制御(いわゆる情報の流れを交通整理すること)は重要な技術です。本研究は、ATMという通信技術を用いたネットワークにおいて、 いかに輻輳を抑え、データの損失を小さくし、効率よく低速から高速な伝送サービスを行うかといった問題について考察するものです。




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